2021年10月10日(土)に開催された第13回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクールの授賞式にミス・グランド・ジャパン2021日本代表の水野ちいかと1st runner upの木下璃香が出席致しました。運営代表の吉井絵梨子は、今年度も審査員を務めさせていただきました。
第13回開催となりますコンクールですが、今年も素晴らしい作品が多くございました。
今回のテーマは、『これから』。
ひとつひとつの作品に込められたメッセージに引き込まれてしまいました。
この度受賞された皆様、おめでとうございます!
ー 受賞作品:ミス・グランド・ジャパン賞 ー
The Winning works
Miss Grand Japan Awards
部門① きらきら
上島 昊衣 Koi Uejima
(山梨県/Yamanashi, Japan)
優しい色使いに惹かれました。
世界が今、大変な困難に直面しておりますが、この作品のように、
皆が優しい表情で、温かい空間に包まれる日が戻ってきて欲しいと思わせる作品だと感じました。
エントリーシートのコメントにありました「”これから”はキラキラ」というように、
”これから”の世界が子供達にとってこの作品のようにキラキラ輝くものであって欲しいと思います。
部門② 雨あがりのカエル
齋籐 寛斗 Hiroto Saito
(山梨県/Yamanashi, Japan)
「"これから"の世界をどう生き抜こうか」
まさに私たち人間の”今”が、カエルの表情に反映されている作品ではないでしょうか
また、カエルには”これから”の世界がどんなふうに見えているのか、想像が掻き立てられ、
思わず瞳を覗き込んでしまう魅力をこの作品に感じました。
カエルはヨーロッパ始め世界で幸運のシンボルとなっていますが、
日本でも、「福帰る」「無事帰る」など、縁起のいい動物とされております。
”これから”の世界が、新型コロナウィルスが流行る以前の状態に「帰る」ことも願い、選出致しました。
部門③ Peace, Please!
Iris Lo
(香港/Hong Kong)
本来、私は、彩り豊かな作品に惹かれることが多いのですが、
『世界平和』『女性の社会進出』を理念にしているミス・グランド・ジャパンとして、この作品を選ばずにはいられませんでした。
女性というだけで、学ぶ権利も、選択をする権利、人権が全くない世界。
声すら上げることのできない、悲しみ、苦しみ、そして、怒りがこの作品に込められていると感じました。一人では戦うことができません。しかし、アートを通して、この”間違い”を世界へ訴えられるのではないでしょうか。
性差別のない世界が1日でも来ますように。
そんな願いも込め、この作品とともに、メッセージを世界へ伝えたいと思い選びました。
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【第13回 中村キース・ヘリング美術館 国際児童絵画コンクール】
■共催:
シミックホールディングス株式会社
■協力:
キース・ヘリング財団、ミス・グランド・ジャパン
後援:
■文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会
令和3年度北杜市芸術文化スポーツ振興基金活用事業
このコンクールは、アートを通して世界の子供たちが隔たりなく、自由に夢と希望を抱いて羽ばたいていくことを願って開催されています。キース・ヘリング財団が認定する世界で唯一のコンクール。